猫の遊び・運動不足とストレス解消




猫じゃらしをはじめとした猫の遊びは、運動不足解消やストレス解消のみならず、猫の狩猟本能を適度に満たす役割もあります。

そしてさらに飼い主とのコミュニケーションを深めるのにも役立ちます。

猫は気まぐれで飽きっぽい性質なので、1回の遊びは5分から10分程度で十分です。

年齢にもよりますが、それを1日に最低2回は繰り返してあげます。

中医学から学ぶ猫の食事法」の記事でも紹介したように、中医学の観点では猫も五つのタイプに分けることができます。

その観点から、それぞれのタイプの猫が好きな遊びを知ることができます。

一緒に遊びながら、猫が体調を崩していないかどうかなどの変化をチェックし、いつ・どのように体が悪くなりがちかを併せて見ていきましょう。



木タイプ猫(ボス猫タイプ)の好きな遊び

特定のおもちゃがお気に入りになると、他のおもちゃには目も向けなくなりがちです。

エネルギーに満ちあふれているタイプなので、思いっきり動き回れる遊びを好みます。

春になると体が敏感になりやすくなります。

肝臓の辺り(背中側の、下のあばら骨辺り)を優しくマッサージしてあげます。



火タイプ猫(アイドル猫タイプ)の好きな遊び

獲物を捕まえるときの動作に近いような、激しい動きをする遊びを好みます。

室内で遊んであげる場合は、充分なスペースを確保しましょう。

夏になると体が敏感になりやすくなります。

高体温や息切れが気になる場合もあります。

そのようなときは、肩の辺りや腰骨の辺りを優しくマッサージします。



土タイプ猫(ぐうたら猫タイプ)の好きな遊び

元々あまり運動が好きなタイプではありません。

ダイナミックな動きはあまりしないでしょう。

猫じゃらしなどを小さく動かし、気をひいてあげます。

季節の変わり目ごとに体調を崩しがちです。

下痢・腹痛の症状が見られる場合、脾臓が弱くなっています。

背中から見て体の中央部分、(一番下のあばら骨辺り)を優しくマッサージします。



金タイプ猫(一匹狼な猫タイプ)の好きな遊び

熱しやすく飽きやすいので、細切れに遊びたがります。

瞬発力を発揮できる遊びを好みます。

虫やネズミを狩るときのような動きをするのが大好きなタイプです。

ゼンマイ仕掛けのネズミ形おもちゃや、リボンなどがついていてかさかさと音が鳴るようなおもちゃがお勧めです。

秋に弱いタイプです。

肺や大腸が弱ってしまった場合、皮膚や排泄器官に症状が出ます。

肩の辺りと腰のやや上辺りを優しくマッサージしてあげましょう。



水タイプ猫(引っ込み思案猫タイプ)の好きな遊び

臆病なタイプなので音が鳴るおもちゃや大きなおもちゃは好みません。

あまり積極的に遊びたがらず、多頭飼いの場合は他の猫にうもれてちっとも遊ばない可能性があります。

運動不足を防ぐためにも、別の部屋で一匹にして遊ばせてあげましょう。

冬に体が敏感になります。

腎臓は骨格の成長に影響しています。

腰からおしりの辺りまでにかけて優しくマッサージします。

マッサージする場合は、猫がリラックスできなければ意味がありません。

嫌がるそぶりを見せたらいったん中止しますが、もし痛がっているような反応を見せた場合は動物病院に相談に行きましょう。



猫の遊び道具を手作り

猫は暗くて狭い場所に安心感を覚えます。

そしてなぜか段ボールという素材に愛着を示します。

段ボール箱をそのまま置いておくだけでも猫にとっては恰好の隠れ家になります。

ご家庭に複数個の段ボール箱がある場合は、猫のためのトンネル制作をお勧めします。



猫トンネルの作り方

『同じ大きさの段ボール箱が2つある場合』
1つの箱の底の部分を解体し、もう一つの箱の上部にガムテープでくっつければトンネルの完成です。


『3つ以上段ボール箱がある場合』
作ったトンネルの底側の片側側面にカッターで穴を開けます。

穴の大きさは、猫が体を通せるぐらいで十分です。

穴の開けた側面に3つめの段ボール箱の上部をくっつければL字型のトンネルのできあがりです。

注意点があるとすれば、猫は警戒心が強いため、嗅ぎ慣れていないにおいにも敏感だという点です。

段ボール同士をくっつける場合は接着剤などは使わず、刺激臭の少ないガムテープを使いましょう。



穴ぼこハウスの作り方

やや大きめの段ボール箱のフタをガムテープで閉じ、上下逆さまに置きます。

側面や天井となる部分に大小さまざまの穴をカッターで開けます。

猫がくぐり抜けられる大きさの穴は必ず開けましょう。

猫が身を隠したい気分の時に恰好の場所となります。

小さい穴も複数個開けておくことで適度な光も入れることができ、通気口としての役割も果たします。



ガチャガチャボールの作り方

開封済みのガチャガチャのケースの中に鈴や、小さなネズミのおもちゃやキャットフードのカリカリなど、猫が興味を示しそうな物を入れ、ボールとして与えます。

鈴入りのガチャガチャボールは音が鳴るおもちゃを好む猫に特にお勧めします。



キャットニップボール

裁縫が得意な飼い主さんにお勧めの手作りおもちゃです。

お手玉を作る要領で布を縫い、中にキャットニップを詰め、口を閉じます。

キャットニップとはハーブの一種で、ポプリ状になって売られています。

猫が嗅ぐとマタタビを嗅いだときと同じような反応を示します。

もともと元気な猫に与えるより、遊ばなくなってきた猫の元気づけのために与える程度にしましょう。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です